りんごーるどしっぷのブログ

競馬に関する雑記をイラスト付きで綴る。予想はしません。

【天皇賞・春】すっきりしない結果にも池添謙一とメロディーレーンに癒される

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普段、予想にはそれほど時間をかけないのだが、今年の天皇賞(春)は珍しく時間をかけていた。そして、馬券は外してもいつもは勝者に惜しみない称賛を送るのだが…。ワールドプレミアおめでとう!君には何の罪もなく、これからもがんばってほしい。だけど、福永祐一騎手の勝利インタビューでも笑顔がなかったように、私もいつものように喜べなかった。

 

「持続化給付金の不正受給疑惑」、これにずっと怒りを感じていて、このブログでも取り上げようと思っていたりいなかったり。そうこう考えているうちに天皇賞の結果が皮肉にもこうなってしまったものだから触れずにはいられない。不正時給を馬主が指南していたこと、それに簡単に乗ってしまった関係者たちは言うまでもなく、名前の公表もせずだんまりを決め込んだJRAにも腹が立つ。こんな清々しい忖度見せつけられてもなぁ。先の調教師パワハラや騎手の暴言・嫌がらせなど、おそらく日常茶飯事の競馬界でようやく少しずつ明るみになってきて、JRAもこのご時世を意識してきたかなと思っていたのに。まだまだ古い体質のようだ。近年女性ファンも増えて、最近は「ウマ娘」の人気によりまた違った層のファンが急増している。そんな中でJRAも本気で意識改革しないと非常にマズイことになる。

 そんなモヤモヤとした気持ちが残った今年の天皇賞。そんな中でも唯一救われる癒しのシーンがあった。レース直前、池添謙一騎手がメロディーレーンを本当に愛おしそうにナデナデしているシーンがあって…。これにはもう思わずほっこり。池添騎手といえば、不正時給の際に関係者がだんまりを決め込んだ中、唯一?声を上げた1人。プチ炎上したともいうけど、どうかな?私は勇気ある行動で、支持したいと思った。