アーモンドアイの史上初の8冠達成見たかったな…不安要素はなくはなかったけど、それでもヴィクトリアマイルや天皇賞（秋）のようにゴールを突き抜けてくれると思っていた。結果は2着。有馬記念のような惨敗ぶりではなく、それなりの強さは見せてくれたけど、いつものようなすごい脚は見られなかった。
そして、このアーモンドアイを打ち負かしたのは同じく牝馬で1歳下のグランアレグリア。 4コーナーくらいまでいい位置にいて、直線で気持ちよーく駆け抜けていく。運が良かったとかじゃなく、この馬本当に強いんだなと思わせる走りだった。振り返ってみれば、NHKマイル以外全て3着以内、しかもほとんど1着だ。それを見落とし、全く馬券に絡めなかった私…ごめんなさい。
アーモンドアイの敗戦とグランアレグリアの強さに打ちのめされ呆然としていたら、騎手の勝利インタビューが始まる。その映像を見てびっくり仰天！池添謙一騎手の右目が誰かに殴られたかのように腫れている！本当に殴られたのかと思ったけど、3コーナー辺りで芝の塊が直撃したとのこと。頑丈なゴーグルしててもこんな風になっちゃうのか!?
インタビュー中にもどんどん腫れ上がってくし、目がどんどん血で染まっていく…だ、だ、大丈夫!? レースの結果とか内容とかすっかり飛んで、ただただ池添騎手を見てハラハラ。ルメール騎手が見かねてインタビュー中にもかかわらず乱入してアイシング！アーモンドアイで負けてそれどころじゃないだろうに…優しい。
そして「痛くないです！」とインタビューを締めくくり去っていく池添騎手。そりゃあアドレナリンも出ていて嬉しさが勝って今は痛くはないだろうけど、これ後から絶対痛いよね？ そんなこと考えてたら、こっちのほうが血の気が引いて気が気ではない。
その後さらに驚いたのは、当たり前のように病院に行くんだと思ったら行かずにアイシングで様子を見るとのこと……え？病院行かんの？？ インスタ見てると顔面アップの写真嬉しそうに上げたりしてるから、本当に大丈夫らしい。命に関わるような怪我とか骨折とかに比べれば、今回の怪我は何でもないのかもしれない。騎手のフィジカルとメンタルは想像以上！
それにしても、池添がサンデーレーシングの勝負服着てると、どうしてもオルフェーヴル思い出すね。もっと絵が上達したら描きたいな〜。
