今年の阪神ジュベナイルフィリーズは大本命は不在。でもだからこそ細かいところに注目すれば見どころはたくさんあって、C.デムーロ騎乗の一番人気ナミュールを破り、M.デムーロ騎乗のサークルオブライフが2歳女王に輝いたレースはそれなりに面白かったなぁと。
そんな穏やかな気分で引き続き香港スプリントを見ていたら、4頭が絡んだあの落馬事故。しばらく動揺してしまって何も手につかなかったけど、数時間後にようやく落ち着き、阪神JFの勝利ジョッキーインタビューを見ることができた。
デムさんのG1勝利はオークス以来なのかな。以前と比べてデムさんのインタビューを見ることが減ってしまったけど、やっぱり通年通してこの笑顔はたくさん見たいと思う。
それにしても、この日は阪神JFのことが完全に吹っ飛んでしまうくらいの衝撃を受けた香港スプリント。本当に心配すぎてボロボロ涙が出てくるくらい。残念ながら2頭が予後不良となってしまい、福永騎手を含めた3騎手が負傷。詳細のニュースが届くまで生きた心地が全くせず、本当にこんなことは初めての経験だった。毎週楽しんでる競馬だけど、人馬共に常に死と隣り合わせの競技であるということを改めて実感した。